
物流委託とは?基本概要と委託契約までの5ステップ
「物流委託検討にあたり情報収集をしていきたい」
近年、ビジネスのグローバル化とともに物流業務の効率化が求められる中、多くの企業が物流委託を活用し始めています。
本記事では、物流委託の基本概要について解説します。
物流委託を検討しているご担当者様にぜひ知っていただきたい内容となっていますので、どうぞご覧ください。
1. 物流委託の基本概要とは?
物流委託とは、企業が自社で行っていた物流業務を、専門の物流業者に委託することを指します。
これにより、企業は物流業務の効率性を高めるだけでなく、コスト削減や経営資源の最適化を図ることができます。
物流には、商品の保管・配送・在庫管理など多岐にわたる業務が含まれますが、
専門的な知識と技術を有する物流業者に委託することで、物流業務の効率化に加え品質の向上も期待できます。
例えば自社で物流倉庫の品質向上を図ろうとした場合、自社の人材を育成した上で品質向上に取り組む必要がありますが、
専門の物流業者に委託することで、自社の人材リソースを割くことなく品質改善を行うことができます。
これが物流委託の利点の一つです。
2. 物流委託3つの基本委託形態
物流委託の契約形態には、一般的に以下のようなものがあります。
- フルアウトソーシング: すべての物流業務を委託する形
- セグメント別委託: 商品群や地域によって異なる業者に委託する形
- 部分委託: 特定の業務のみを委託する形(検品のみ、梱包のみなど)
これらの形式は、自社のニーズに応じて選択し、運用しましょう。
3. 物流委託契約の流れ5つのステップ
物流委託契約の流れは大きく分けて5つのステップがあります。それぞれのステップを具体的に見ていきましょう。
1) 物流ニーズの把握
まずは、自社が求める物流サービスのニーズをしっかりと把握することが重要です。
どのような商品を、どれくらいの量で、どの地域に運ぶ必要があるのか、この段階でしっかりと考えましょう。
また、納品の頻度や求める品質、コストなども含めて、具体的な条件を検討することが必要です。
2) 業者選定
物流ニーズが明確になったら、次は物流業者を選定します。
信頼できる業者を見つけるためには、まずは複数の業者にアプローチすることが重要です。
インターネットでの調査や、実際に過去の取引先に話を聞くなどして、業者の評判や実績を確認します。
選定基準には、サービス内容、料金、対応力、評判、導入実績などが一般的です。
>>業者比較にお悩みの方はこちら「3PL業者比較で失敗しない!選び方の5つの視点」
3) 契約内容の協議
業者が決まったら、具体的な契約内容について協議します。
この段階で、サービスの範囲や料金、納期、責任の所在などを明確にすることがポイントです。
特に、トラブルが発生した場合の対応や、契約解除の条件なども確認しておくと安心です。
この際、両者が納得できる形で合意に至るよう心掛けましょう。
4) 契約書の作成と締結
協議がまとまったら、正式な契約書を作成します。
契約書には、両者で合意した内容がすべて反映されるように注意が必要です。
特に法律的な観点からも問題がないよう、自社の法務担当、必要であれば法務の専門家に相談することをお勧めします。
契約書が整い次第、両者が署名を行い、契約を締結します。
5) 物流業務の開始
契約が完了した後は、実際に物流業務を開始します。
ここでは、スムーズな業務の進行のために、定期的なコミュニケーションや進捗の確認が重要です。
問題が発生した場合には速やかに対応し、改善策を検討することで、長期的なパートナーシップを築くことができます。
4. 物流委託の今後の展望
物流の市場は今後も成長が見込まれています。
矢野経済研究所によるEC市場調査が掲載されている報告書では2025年度のEC市場は39.3兆円、
2027年度には49兆円規模に成長するという予測が出ています。
このようなことから物流委託需要はますます高まるでしょう。
5. 物流委託についてのまとめ
この記事では、物流委託の基本概要から契約の流れを解説しました。
物流業務の効率化を図りたい企業にとって、物流委託は効果的な選択肢となります。
ぜひ、この記事で紹介した内容を参考に、自社の物流戦略を見直してみてください。
物流委託を活用することで、企業の成長を加速させ、より良いサービスを提供できるようになります。
今後も積極的に情報を収集し、物流委託活用の一歩を踏み出しましょう。
ALSoでは、今回ご紹介した様々な物流委託形態に対応しております。
そして様々なお客様のご希望に応じた提案を行うことで、多くのお客様から継続的なご依頼を受けています。
物流委託をご検討の方は一度お気軽にお問い合わせください。